皮膚炎治療で緑内障?!ステロイド緑内障の仕組みを知ろう
まさか皮膚炎のお薬が緑内障に関係あるなんて思いませんでした!ステロイド緑内障とはどのようなものなのでしょうか。
ステロイドはアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に用いられる薬品です。以前のテレビの情報番組でステロイドの副作用を取り上げたことから広がったのだと思いますが、ステロイドには悪いイメージがつきまとっているのが現状です。
しかしながらステロイドは使いかたさえ間違えなければ皮膚炎に効果が高い薬として重宝するものといえます。たしかに副作用はありますが使いかたによってはその悪い副作用はかなり抑えられるといわれています。
しかし、ステロイドが目の病気である緑内障に関係するとはどういったことなのでしょうか。
ステロイドには血流を抑えるはたらきがあります。血流の悪いことが緑内障の原因であるという考え方もある中で、血流を抑えてしまうステロイドは考えものですよね。緑内障には視神経が深く関わっています。ステロイドを使い続けると視神経に影響が出て弱ってしまうのです。
また、専門家の中にはステロイドこそが緑内障の引き金だと考える人もいるようです。皮膚炎などの治療でステロイドを大量に長年にわたり使い続けると緑内障を引き起こすのだということです。
その一方で緑内障の治療中にステロイドを用いられることもあるというのですから驚きです。ステロイドには塗り薬だけではなく目薬もあります。緑内障の手術をした後に炎症を防止するためにステロイド点眼薬を使うことがあるそうです。
それは、短期間の使用ならステロイド使用はメリットの方が大きいという考え方に基づいているようです。ステロイドには眼圧を上昇させるはたらきもあるので緑内障の場合あまり使わない方がいいとはいわれているようですが、短期間なら急激な眼圧の上昇は心配しなくてもよいのだということです。
ステロイドは強い薬です。危険な状態のときの救世主になってくれますがそのぶん副作用も強いのですね。ステロイドとうまく付き合って緑内障治療につとめたいものですね。

