危険!痛み止めが必要なほど痛いのは緑内障とは別の原因が?!
緑内障で痛み止めが必要なほど痛む場合は注意が必要です。緑内障の症状と痛みについて説明します。緑内障であっても、たいていの場合は自覚症状がないといわれています。最近目がかすむことが多い、どうも目が疲れる、という症状が出たら緑内障の疑いもあります。とはいえ、老化であったり眼精疲労であったりするため見分けが難しく、緑内障とわかるには眼科で検査が必要です。
初期の緑内障は自覚症状がないことが多いですが、急性の緑内障では人によっては激しい痛みが伴います。
・頭痛
・目の奥の痛み
・目の付近の痛み
これらの痛みから吐き気を催したり視力が明らかに低下したりするのが急性の緑内障です。一方で、急性の症状が普段はみられないタイプの緑内障があります。こちらのタイプは痛みの症状はほとんどありません。緑内障の方のほとんどはこちらのタイプということです。
したがって、もし痛み止めが必要なほど頭痛がすることがあったり吐き気が起こり寝込んでしまったりする場合は緑内障ではないかもしれません。たとえば頭痛・偏頭痛の症状がある場合には緑内障以外のさまざまな原因があります。
極度の疲労(精神的・身体的なもの)からでも偏頭痛は起こります。長時間のデスクワークによる肩こりや首のコリからも頭痛は引き起こされます。とくに女性に見られる症状の中では、ホルモンバランスの異常による頭痛や吐き気があります。月経前・月経中に起こりやすい症状です。
さらに考えられる原因は副鼻腔炎(ふくびくうえん)です。ちくのう症ともいいますね。副鼻腔炎は鼻に膿がたまって痛みが出るという耳鼻科にかかるべき病気ですが、その症状は頭痛となって表れるため耳鼻科に行く発想がない患者さんが多くいます。副鼻腔炎では眉間が痛むことがあるために目の病気かと思ってしまうのですね。
痛み止めの薬は全身の痛みに効果があるため痛みの原因に関わらずある程度の痛みなら軽減されます。急場をしのぐためには重宝しますが痛みの原因がわからないままで痛み止めに頼っていると病気が進行してしまうおそれがあります。痛みは目で見られるものではないので検査をしないと原因がわかりません。緑内障は進行すると失明のおそれもある病気です。少しでも疑いがあれば早めの受診をおすすめします。

