最近目が疲れているあなたは注意!緑内障に禁忌のアトロピンとは
もしかして緑内障かな?と思っているあなたは急いで眼科へ行ってください。とくに、緑内障以外のことでこれから治療を始める予定、または、すでに治療を始めている方は要注意です。アトロピンと緑内障について説明します。
アトロピンとは瞳を大きくする薬です。主に点眼薬で用いられます。目の治療を始める際の検査にも用いられます。アトロピンには副交感神経をおさえる効果があるので、緑内障患者の方には禁止されています。眼圧が急激に上がるおそれがあるためです。
アトロピンのみならず副交感神経をおさえる効果のある薬はその副作用により緑内障患者は使用を控えなければなりません。しかし緑内障のタイプによってはそこまで気にすることもないので、緑内障以外の治療を別の病院で行う予定があるときは担当医とよく相談して危険を避けてください。
アトロピンは点眼薬以外の使われ方をすることもあります。たとえば全身麻酔をするときです。全身麻酔のときには手術をうまくいかせるために前投薬というものを用います。その前投薬として身体を休めるために用いられるのがアトロピンです。
緑内障の患者が大掛かりな手術を受けるとき、もし自分が緑内障だとわかっていたらアトロピンを避けることはできます。しかし、もし自分が緑内障と気づいていなかった場合、医師に伝わらないので、緑内障に禁忌であるアトロピンを使われてしまうかもしれません。
最近目がかすむな、とか、どうも目が疲れて痛む、という場合でも、これから大きな手術を控えていたらどうしても目の治療は後回しになってしまいますよね。ほとんどの人が手術のことを一番に考えて眼科へはそのうち行こうと思うはずです。
しかし、もしその目の違和感が緑内障だった場合、アトロピンを始めとする様々な薬は避けなければならないのです。緑内障は放っておくと失明につながる病気です。早期発見すれば失明することはほぼないので早期発見・治療することが最も大切なことです。
もし今後なんらかの治療を始めようとしている場合に目に違和感のある方はぜひ眼科へ行って検査を受けてください。心配はひとつでも取り除いておいた方が治療もうまくいくはずですよ。

