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勘違いしやすい肩こりや眼精疲労と緑内障の症状の違い

肩こりや眼精疲労による目の痛みや頭痛で、緑内障ではないかと疑う人もいます。確かに肩こりは、血流が悪くなったり、リンパ液の循環が悪くなる事で起こると言われています。目の周りの血管は細く、血流が悪いことで影響が有るとも言われています。ですがここでは肩こりや眼精疲労と緑内障を分けて考えてみましょう。

肩こりの症状をいくつか挙げてみましょう。まず首や頭の付け根がだるくなったり、重くなったりします。また首や頭の後ろから肩にかけて、突っ張った感覚が有り、こわばった状態になります。頭を左右に動かしたり、後を振り向くような動作で苦痛を感じたりします。他にも腕を上げたりする動作がスムーズに出来なくなったりと、症状は様々です。原因は筋肉への血流が悪くなる事で酸素不足になる事と、疲労物質の蓄積と言われています。また目の疲れからくる肩こりや、骨や筋肉の異常、内臓系の異常からも肩こりになります。

次に眼精疲労ですが、意外にも20代~30代に多く、次に10代という若い世代の、男性より女性に多いのが特徴で、目の疲労と言うより過労や精神疲労により引き起こされると考えられています。目に起こる症状は、物が二重に見えたり、まぶしさ、涙が出る、目の痛み、かすみ目等様々です。身体的には頭痛、吐き気、胃のもたれ、そして肩こり等の症状が出ます。

眼精疲労の原因としては、心理的な負担が大きく影響を及ぼしている事が多く注意が必要です。例えばパソコンで長時間作業をする場合、得意分野なら、それほど神経を使わなくても出来るので負担に感じる事はないのですが、不得手な作業を続けると、神経を使う事が多くなり、それが疲労を増幅させ症状を引き起こす事になります。この他にも全身的な病気や、睡眠不足、肉体的な過労などが主な原因となり、目に眼精疲労と言う形で症状が現れます。

緑内障は、急性の場合に肩こりや眼精疲労と似た症状が現れますが、急性閉塞隅角緑内障の場合は、激しい頭痛や吐き気、目の痛み等の症状が突然おそってきます。そのあたりが、肩こりや眼精疲労と違うところでしょう。そして急性閉塞隅角緑内障は、緑内障全体の10%に満たない位の発症率です。それでも心配なのが人に常です。やはり目に異常を感じたら、診察を受けた方が賢明でしょう。

他の90%の緑内障は開放隅角緑内障です。こちらは房水の排出部が詰まって流れが悪くなり、眼圧が上がることで視神経に障害を起こすもので、初期での自覚症状はほとんどなく、進行するにつれ徐々に視野が欠損して行くと言われています。両目で見ることで狭くなった視野をカバーしたり、脳が補完したりしますから、傷害に気付くのが遅くなる原因にもなっています。

要するに気付かないのですから、緑内障から肩こりになるとは考えにくいのです。緑内障から肩こりになる場合が有るとすれば、緑内障が進んで視野が極端に狭くなる事で、物を見る事に常に緊張感を要するような状態になってからでしょう。緑内障は40歳前後から発症する事が多いと言われる病気で、早期発見が一番の治療法です。この年代に差し掛かったらて、眼科の定期検視を心がけた方が良いでしょう。


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