喫煙することで起こる体の変化と緑内障に与える被害
「タバコは体に悪い」と言うのは、もはや常識のように語られています。たばこ製品の有害性に関する世界医師会の声明では、「喫煙をはじめとしたたばこの使用は、全ての臓器を侵し、ガン、心臓病、脳卒中、慢性閉塞性肺疾患、胎児への障害などの主要な原因になっている」。また「4000種以上の化学物質、50種以上の発ガン物質などの有害物質を含むタバコ煙にさらされる非喫煙者は、肺ガンや心臓病などの病気で命を脅かされている」としています。
一方で、喫煙の有害性について疑問を呈する識者もいます。ある人は「医学の常識は科学の非常識」と述べ、ある人は「喫煙の有害性が科学的に証明された事は無い」と言っています。さらに嫌煙団体が持ち出した「喫煙を続けると肺が黒くなる」というのは、新陳代謝上あり得ないことで、嫌煙団体が自分たちの主義主張で禁煙を推し進める為に写真をねつ造したと指摘しています。「喫煙=悪」ありきで、自分たちの都合のいいデータだけを並べていると主張しています。極めつけは「喫煙の有害性を科学的に証明できればノーベル賞間違いなし」と言う人もいます。
話がたばこの有害・無害で長くなりましたが、喫煙が緑内障に与える影響については、やはり科学的に立証されたわけではないようです。ですが喫煙を控えるように勧める医者が多いのも事実です。たばこを吸った事が有る人なら分かると思いますが、長い時間吸ってなくて間をあけて吸うと、頭がフラァとする感覚になります。これはタバコを吸う事で毛細血管が収縮し、一時的に脳へ送られる血流が少なくなるためだと言われています。
当然目の周りの血管も細いので、血流が悪くなると影響が出るのは避けられません。一時的にですが喫煙後に眼圧がわずかに上昇したとのデータもあるようです。それが視神経に影響を与えるレベルのものなのかどうかは不明ですが、緑内障と眼圧との関係を考えると、やはり避けた方が無難なような気がします。愛煙家にとっては、辛い選択になると思いますが、喫煙による有害性を信じるか、科学的な根拠が無いものと撥ねつけるかは、個人の判断にお任せするしかないようです。

